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Windows11 24H2で「Microsoft Print to PDF」が消えてPDF出力できない
2025年4月頃から「Microsoft Print to PDF」が消える現象が発生しているようです
Microsoft Print to PDFとは
Windows10以降のOSに標準搭載されている機能で、ExcelやWordのOfficeファイルやWebブラウザのページの印刷操作の中で、PDFファイル出力できる機能となります
Microsoft Print to PDFはコントロールパネルのプリンター一覧に表示されています
コントロールパネル>ハードウェアとサウンド>デバイスとプリンター

Excel、Word、PowerPointのファイルをPDF出力する方法
- 変換したいファイルを開く
- ファイル>印刷をクリック
- プリンター一覧からMicrosoft Print to PDFを選択
- 印刷をクリック>名前を付けて保存

WebページをPDF出力する方法
- 変換したいWebページを開く
- 右上の三点メニュー>印刷をクリック
- 送信先にMicrosoft Print to PDFを指定
- 印刷をクリック>名前をつけて保存


「Microsoft Print to PDF」が消えた場合の解決方法
現時点での解決方法は、WindowsUpdateを適用することで解決するしかなさそうです
本来であれば「Microsoft Print to PDFの有効化、無効化」で制御できます
- コントロールパネル>プログラムと機能>Windowsの機能の有効化または無効化
- Microsoft PDF 印刷にチェックが入っている場合(有効化)、一度クリックしてチェックを外す
- OKをクリックし再起動することで設定が回復されます

上記方法では、現在改善されません
「Microsoft Print to PDF」を使わずに解決する方法
Microsoft Print to PDF機能以外にも、PDF保存する方法があります
Officeファイルは「エクスポートでPDF化」
- 変換したいファイルを開く
- ファイル>エクスポートをクリック
- PDF/XPSドキュメント作成>PDF/XPSの作成をクリック
- 名前を付けて保存

Webページは「PDFに保存」
- 変換したいWebページを開く
- 右上の三点メニュー>印刷をクリック
- 送信先にPDFに保存を指定
- 印刷をクリック>名前をつけて保存

「Microsoft Print to PDF」と「PDFに保存」の違い
「Microsoft Print to PDF」は印刷時のレイアウトで作成し、「PDFとして保存」する場合は元のファイルのレイアウト構造を維持します。または、「CubePDF」等のフリーアプリでPDF化するものがありますので、そういったツールを使うのも一つです
まとめ
Microsoft側の早急な改修を期待しますが、それまではUpdateで適用するか、別の方法で対応するのがよさそうです
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