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6月10日「時の記念日」セイコー時間白書2025にみる時間感覚とAI・タイパ・時間効率について
6月10日は時の記念日
天智天皇が現在の暦で671年6月10日に漏刻(水時計)で時を計り、人々に時を知らせたことに由来しているそうです。
<参考URL>
明石市立天文科学館「時の記念日」
セイコー時間白書2025
セイコーグループ株式会社は6月10日の「時の記念日」にちなんで、セイコー時間白書を発表しています。世代別の時間感覚やAI活用やタイパ、時間効率など、2025年における世代間の違いなどを探ることができます。
タイパは世の中に浸透してきたと感じますが、AIの活用も増えています。タイパとAIで、時間効率がさらに加速していきそうです。
特に10代ではAI機能により時間効率を高めている割合が多く、生活の一部になっているようです
時間効率だけでなく、AIとの個人的な会話(AIソロトーク)の利用も多く、相談相手として活用しているということもわかりました
一方で「時間」に関する感覚は、「時間に追われている」「1日24時間では足りない」という感覚や
「ばたばた」「イライラ」という感覚が上位を占めているのは数年変化がありません。
時間効率や業務効率でAIを活用したり、タイパ、コスパという時間感覚を持つ一方で、
効率化して無駄なく時間を使うようになることで、より多くのことや別のことにチャレンジする機会が増えているのかもしれません
早く終わらせる、効率よく終わらせることで、ゆとりの時間や別のことができる時間を持てることは嬉しいですが、効率よくこなせることで業務量が増え、ますます時間に追われてしまうのであれば、ちょっと考える必要がありそうです
1日24時間は変えられませんので、限られた時間をどのように過ごし、どのように生きるのか、自分の「時間」の過ごし方を考えてみたいものです
<参考URL>
セイコー時間白書2025