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Office展開ツール(ODT)を使ったインストールが終わらない。ダウンロード途中でファイルが壊れた可能性があります。
PCキッティング、パソコン初期設定では様々なアプリをインストールします。
代表的なアプリといえば、Officeではないでしょうか。
Officeインストールは、Office展開ツール(ODT)を使って行う場合に、なかなかインストールが終わらないという事象がありました。今回はその事例をご紹介します。
Office展開ツール(ODT)とは
Office展開ツール(ODT)はコマンドラインツールです。クライアントPCへのインストールはODTを使うことで、詳細な制御が可能となります。
- Office展開ツールのダウンロード
- Microsoft 365 Apps のインストールファイルをダウンロード
①構成ファイルを作成する
②download モードで ODT 実行可能ファイルを実行する
③ファイルがダウンロードされたことを検証する - ローカルのソースから Microsoft 365 Apps のインストールファイルをダウンロード
- Microsoft 365 Apps をインストール
①構成ファイルを作成する
②configure モードで ODT 実行可能ファイルを実行する
③インストールが正常に完了したことを確認する
<参考URL>
Office展開ツールの概要
Microsoft365Apps管理センター
インストールが終わらなかった事象
今回の手順
<ダウンロード>
setup.exe /download configuration.xml
<インストール>
setup.exe /configure configuration.xml
インストール実行時に、エラーは出ませんが、全然終わりませんでした。
通常であれば、ダウンロード30分、インストール10分程度で完了します。
インストールが終わらない原因
原因はダウンロードが途中で終わってしまっていた為にファイルが壊れたようです。
再ダウンロードしたら、明らかにファイルサイズが異なるものが存在しました。
マイクロソフトのサイトに解決策が記載されていました。
コマンドを実行したら、構成ファイルで定義したダウンロードの場所に移動して、適切なファイルの入った Office フォルダーを探します。問題が発生した場合は、ODT の最新バージョンを使用していることを確認します。%temp% フォルダーにあるログ ファイルを確認して、問題をトラブルシューティングすることもできます。
Office展開ツールの概要
早速ログを確認してみました。
・・・ログファイルが見つからない・・・
%temp%にある<PC名>-<年月日>-時分.log
ログっぽい。。
がしかし・・・
細かすぎて解析不能・・・今回はここまでにしました。
まとめ
私どもでは毎月、Officeは最新の状態をダウンロードしています。
ダウンロードでファイルが壊れることはあるので、その時点でチェックできる対策が必要だと感じました。チェック機能について、思案するこの頃です。
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